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ストレスはさまざまな病気を引き起こす原因になります。
うつ病もその一つで発症するきっかけとなることが多く、またせっかく治った症状もストレスが原因で再発することも少なくなりません。
しかしストレス社会である現代、全てもストレスを避けて通ることは不可能でしょう。
そのため、見方や考え方を変えてストレスをコントロールする術を身につける必要があるのです。

うつ病の患者さんの思考にはいくつかの特徴があります。
完璧主義、過剰な一般化、マイナス思考などです。

これらの思考パターンだとストレスを感じやすくなってしまいます。
心に受けるダメージが大きくなるのです。

●完璧主義の人は、1番にならなくても、2番3番でもいいと思うようにしましょう。
●嫌な事が一つあると、全てに当てはめてしまう過剰な一般化の考え方は、嫌なことが起きてもたまたまだと思うようにしましょう。
●良い事でもマイナスに考えがちな人は、良い事は良い事、嬉しいことは嬉しい事と素直に受け止めるようにしましょう。

このように考えるだけでもストレスの感じ方が全く違ってくるのです。

高すぎる目標はうつ病再発の危険

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ストレスを多く抱えている人は、目標を高く持ちすぎる傾向にあります。

特にうつ病の患者さんは、自分を否定しがちな為、存在価値のある人間や皆から愛される人間にならければ、と強迫観念にとらわれている場合もあります。
全て完璧を目指し、決して弱音を吐かない、生き方に力が入り過ぎて、自分自身がストレスの原因を作っているのです

もっと肩の力を抜いてください。

目標が高すぎるから、達成できない時に辛く感じるのです。
80点を取った時、目標が100点だとダメだと思いますが、目標が50点だと満足できるはずです。
それを繰り返していくうちに、自信を持つことが出来るようになるのです。

自分に自信が持てないと、それをストレスに感じますし、自己評価が高くなると、ストレスにも強くなります。
うつ病が改善してくると、いろんな事に意欲が湧いてきて、ついつい目標を高く持ってしまいがちです。

再発予防のためにも、目標を低めに設定して、一つ一つクリアし、自己評価を高めていきましょう。

うつ病再発予防に必要なリラックス法

交感神経と副交感神経という2つの自律神経のバランスがストレスに影響を与えています。
交感神経は活動的な状態をつくり、副交感神経はリラックス状態をつくります。
このバランスが崩れて、交感神経が優位になると心身の緊張状態が続き、ストレス反応が現れるのです。

このような状態の積み重ねが、うつ病を発症させる原因にもなります。

そこで必要なのが、心身をリラックス状態にもっていくことです。
そのためには、副交感神経が優位に働く状態にしなければなりません。

誰にでも簡単にできる方法が腹式呼吸です。

口を軽く閉じ、お腹を膨らませながら、鼻からゆっくり息を吸い込みます。
お腹一杯に息を吸いこんだら、次はゆっくりとお腹をへこませながら、口から息を吐いていきます。
細く長くゆっくりと息を吐きましょう。
お腹に手を当てて、下腹部の動きを意識しながら行ってみましょう。
これを10回ほど繰り返してください。

すると心身ともにリラックスすることができます。

うつ病が改善されると、いろんなことに興味を持ちはじめ、ついつい活動的になりがちです。
再発予防のためにも、生活の中に腹式呼吸を取り入れて、意識してリラックス状態を作ってください。

うつ病再発予防に相談はかかせない

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人とのコミュニケーションは心の健康維持のためにも必要不可欠なものです。
悩みやストレスを一人で抱えていると、大きな問題に膨れ上がる場合もあります。

不安を和らげ、問題解決の糸口を見つけるためには、その悩みを人に伝えることも大事です。
自分だけでの考えでは偏った思考パターンになりますが、誰かの助言によって色んな考え方を知ることもできます。
相談する相手は、家族や友人、主治医や産業医、職場の上司や同僚など沢山います。

特に復職を希望する場合は、勤務時間や仕事内容など、職場のサポートが必要になってきますので、事前に相談しておくことが大切です。

うつ病を患っていたことを恥ずかしいと思うと、ついつい一人で考え込んでしまい、再発させる要因となってしまいます。
しかしうつ病は誰にでも起こりうる病気であり、決して他人に言えないような病気ではないのです。

不安な事があればきちんと言葉にして表に出しましょう。
誰かの力を借りることは、決して恥ずかしいことではありません。